2014年、年始のご挨拶

明けましておめでとうございます。
旧年は大変お世話になりました。

2年目を歩み出したboxes Inc.ですが、
本年も引きつづき仙台宮城からの舞台芸術の発信、
創作現場の活性化を目標に活動して参ります。
何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

まずは2013年の簡単に振り返り。

2012年度末から運用を開始したboxes Inc.の活動拠点であるboxesHOUSEは、
オフィス機能であると共に、アーティストのレジデンスを支える空間として活用されました。
僕たちの予想を超えて、全く異なる文脈を持ったアーティスト達が出会い、
語らい合う場なったことはとても喜ばしいことでした。

主催公演としては丸福ボンバーズ「うたかふぇ」の公演に始まり、
計6本の多様な舞台作品を上演することが出来ました。
特に2年目となる葛河思潮社第三回公演「冒した者」は、
作品の内容とも相まって震災後の繋がりを継続している意識を再確認する機会となり、
舞台上も客席も、充実感に満ちた公演だったと思います。

舞台監督・演出部業としては
東京での現場(「あかいくらやみ」「シダの群れ」「アクアリウム」など)の機会を得、
新しい知識と技術を培う一年となりました。

仙台市主催のオペラ「遠い帆」の制作補助、
文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」コーディネイト業務、
杜の都の演劇祭プロジェクトなど、地域の文化活動にも関われました。

勉強会として発足した「blab」は、オープンな学びの場でありながらも、
具体的なスキルアップが出来る機能を有する場所として立ち上げました。

仙台という地域を拠点に、舞台芸術と社会の接点をどのように創っていくか?
また、それらがキチンと経済ともリンクする仕組みを作れないだろうか?
その自問自答の繰り返しの一年だったように思います。

2014年は更に力強く邁進していきます。

まず主催公演事業は1月に、
DULL-COLORED POP vol.13「アクアリウム」仙台公演を上演します。
作演出の谷賢一は、「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞、
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭の演劇部門で芸術祭優秀賞を受賞など、
次世代の作演出家として期待される若手のホープです。
本作は舞台監督も弊社で担っております。

5月にはエンターテインメント作品(近日情報公開)の上演。
6月はオーストラリアのカンパニー「インサイト・アーツ」の
子ども向けパフォーマンス作品を予定しています。

まだ公開できませんが、夏以降も東北初公演や継続公演など、
これまで東北ではなかなか見る機会が少なかった作品の上演を予定しています。
公演の詳細などは今しばらくお待ち下さい。

ボクシーズストアでは、主催公演のチケット予約をはじめ、
舞台用テープなどの資材販売も取り扱ってまります。

舞台監督・演出部業務は引き続き東京周辺の作品に参加しながら、
仙台でのクリエーションにも積極的に参加していきたいと思っています。

勉強会「blab」は、引き続きオープンな学びの場として、年4〜6回の開催を予定しています。

boxesHOUSEも2年目を迎え「居られる場所」から「産まれる場所」へと変化させていきます。
この空間が作品創造に豊かな影響を与える場所になることを目指します。

2013年に実現できなかったこととして、
創作活動(- boxes Inc. product #01 -)を再始動したいと思います。
最初は小さな作品かも知れません。が、志はビッグな作品になる予定です。

本年も舞台芸術が持つ豊かさや寛容さを、広く多くの方々に届けると共に、
仙台-東北での創造活動がより活性化される環境創りを目指していきます。

今年もboxes Inc.の活動にご期待ください。

boxes Inc.代表取締役 鈴木拓