葛河思潮社 第四回公演「背信」仙台公演【終了】

作:ハロルド・ピンター 翻訳:喜志哲雄 演出:長塚圭史

エマ(EMMA)「この小説のテーマは何だと思ってるの?(What do you consider the subject to be?)」

ロバート(ROBERT)「背信だ(Betrayal)」

画廊を経営するエマ、出版社勤務のロバート、作家エージェントのジェリー。 “逆行”していく時間の中で不確かな現実が浮き彫りになり、 3人が織りなす会話に不穏な意味が宿っていく──。 現実認識のあり方を根源的に捉え直した作家として高く評価され、 2005年にノーベル文学賞を受賞した劇作家ハロルド・ピンターの傑作戯曲。 真実と偽り、はたして区別できるものなのか? 松雪泰子・田中哲司とともに切り拓く、葛河思潮社の新境地。

松雪泰子  田中哲司  長塚圭史

 


2014年8月2日(土)10:00 発売開始


|日時:2014 年 10 月 7 日(火) 19:00
|日時:2014 年 10 月 日(水) 19:00
 
 ※受付開始は開演の45分前、会場は開演の30分前を予定しております。

 

|会場:仙台市宮城野区文化センター パトナシアター
〒983-0842 仙台市宮城野区五輪2丁目12番70号 TEL:022-257-1213

 

|料金:一般 6,000(全席指定・税込)
    U-25  3,500(当日要年齢確認・枚数限定)
     高校生以下  2,000(当日要年齢確認・枚数限定)
※U-25チケットと高校生以下は、boxesのHPでのみ予約取扱。当日受付にて指定席チケットと引き換え。
※ 未就学児童のご入場はお断りしております。
※車いすスペースをご希望なさる方は、boxes Inc.(022-353-9755)へお問い合わせください。

 

|チケット取扱い
◇ チケットぴあ
0570-02-9999(Pコード:438-609)
http://pia.jp(/ PC・携帯)
セブンイレブン、サークルK・サンクス、ぴあ店舗
 
◇ e+(イープラス)
http://eplus.jp(PC・携帯)
ファミリーマート店舗( 店内Famiポート)
 
◇ 楽天チケット
http://r-t.jp/kuzukawa
 
◇ 仙台三越
 
◇ せんだい演劇工房10-BOX
 
◇ boxes Store
※U-25、高校生以下の予約のみ取扱

 

 

協力:仙台市宮城野区文化センター
助成:公益財団法人 仙台市市民文化事業団
主催:boxes Inc. | ゴーチ・ブラザーズ
※平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業

   葛 河 思 潮 社 特 設 w e b サ イ ト へ    

<作者>
ハロルド・ピンター(Harold Pinter) 1930年、ロンドン生まれ。俳優としてキャリアをスタートし、1957年に『部屋』で劇作家に転身。不条理演劇の第一人者として知られ、代表作に『誕生日のパーティ』(1957年)『帰郷』(1964年)『風景』(1967年)『景気づけに一杯』(1984年)など。2005年にノーベル文学賞を受賞。2008年に逝去。

<代表より>
葛河思潮社発足以降執拗なまでに三好十郎に取り憑かれていた長塚氏がイギリスのノーベル賞作家ハロルド・ピンターをやるという。てっきり『廃墟』か『胎内』あるいは『斬られの仙太』をやるなんて途方もないこと言い出すのではないかと思いこんでいたので(いつの間にやら私もすっかり三好作品に馴染んでしまった)、ピンターと聞いた時は思わず湯呑みを落としそうになった。 『背信』は男女三人のヒリヒリするような不倫劇である。つまりこれまで葛河で扱ってきた題材とは全く異なる。だが思い返してみれば、彼が元々葛河思潮社でやろうとしていたものは寧ろこちらの方ではなかったのか。目の前の現実への抑え難い猜疑心。『背信』は逆行する時間の中で曖昧で過渡的な行方知れずの記憶が彷徨する。困難な現在を生き抜くために我々は無意識に己れを欺く。遡ってゆくほど、霞みがかってゆくほどに彼らの存在は鮮明になってゆく。幻のような装置が人物を浮き立たせることをピンターは見事に心得ている。無数の仮面を持つポルトガルの幻想詩人フェルナンド・ペソアに魅せられたアントニオ・タブッキに夢中になって、興奮冷めやらず熱烈な電話を掛けてくるような長塚氏には(私もまたタブッキとペソアを題材にしたいと考えていた!)、格好の題材となっているのかもしれない。 それにしても演じる俳優にとっては奇妙な体験となるだろう。いやもしかするとそれを目の当たりにすることこそが、この劇の最大の見所なのかもしれない。葛河思潮社の新たな境地を代表という立場ながら大いに期待したい。  葛河梨池

<葛河思潮社とは>
2009年に文化庁の新進芸術家海外研修制度による1年間のロンドン留学より帰国した長塚圭史が、演劇のさらなる可能性を探るべく立ち上げたソロプロジェクトです。このプロジェクトでは、劇作家、演出家でもある長塚が、自分の描いた脚本を演出するというスタイルにこだわらず、日本の既存の戯曲や海外からの翻訳戯曲、さらには原作小説からの戯曲化など、あらゆる素材から演劇作品を創り出していきます。また、ワークショップやリーディングといった手法を創作のプロセスに積極的に取り入れ、長期的な視点に根差した作品創りを志向します。さらには地域公演などにも積極的に取り組み、常に刺激的な作品を広く発信していく場にしたいと思っています。


|会場地図

電車:JR仙台駅から仙石線下り方面行きで6分、陸前原ノ町駅下車すぐ。 バス:仙台市営バス、仙台駅前18・32・35・36番のりば→宮城野区役所前下車すぐ。 宮城交通バス、仙台駅前34番のりば→宮城野区役所前下車すぐ 車:宮城野区文化センター駐車場(有料・利用時間8:30~22:00)施設西側に隣接。


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